【 電報機能 】


このマニュアルはホストシステム管理者(アドミニストレータ)を対象としたマニュアルです。

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概要

電報機能は、電子メールよりもスピーディに、また、チャットのように仰々しくなく、気楽に利用できる機能として、 BIG-Model 1.0 のリリースから搭載されていました。
メインメニューから“T”を選択するか、チャットや掲示板などでは“!”を入力することで、スムーズに送信が行えることなど、本機能は BIG-Model の特徴の一つでもありました。
現代でいうところのLINEや、一昔前のICQなど、メッセンジャーアプリの先駆けとなる機能でした。

仕様

BIG-Model4.0での仕様は以下の通りです。

  • メインメニューから“T”を選択、また、チャットや掲示板などから“!”コマンドで送信を行う。
  • 自分以外の利用者がログインしていれば、送信先一覧が表示され、送り先タスク番号を指定、メッセージを入力して改行することで相手に送信される。
  • 自分以外の利用者がログインしていなければ、送信を行うことはできない。
  • 送信先一覧が表示され、送り先タスク番号入力の際、“?”を入力すると、Wコマンド(アクセス状況通知機能)が呼び出される。
  • 電文入力の際、{CTRL}+Cを押すと、送信をキャンセルする。
  • 電文を入力し、最後に改行を入力すると、「 電報を送りました 」とメッセージが表示される。ただし、改行を入力したタイミングで送り先タスクのユーザがログアウトしてしまった場合は、電報は破棄されてしまうので、前述のメッセージは表示されない。
  • 起動オプション(-j)でバッファの本数を制限することができ、5本以上を指定するとディスク上、5本未満はメモリ上にバッファリングされる。デフォルトでは1タスクあたり10本。
  • 起動オプション(-j)でバッファの本数を制限した場合、制限一杯まで電報を受信すると、次に電報を送信する利用者の送信先一覧の表示が'[#]'に伏せられ、送信できないようになる。
  • Uコマンド(端末環境変更機能)のサブコマンド9(電報受信制限変更)を設定している利用者に対して電報を送信しようとしても、送信先一覧の表示が'[#]'に伏せられ、送信できないようになる。
  • 掲示板の閲覧・投稿を行っているときは電報の受信は行われず、掲示板を抜けるタイミングや、電報を送信しようとするタイミングで電報の受信が行われる。
Task Runner