~~NOTOC~~
---json
{
    "title":"from()",
    "description":"イベントが発生したときに応対するノード番号を返します"
}
---
\\
====== from() ======

<blockquote>
==== 説明 ====
イベントが発生したときに応対するノード番号を返します。\\

==== 構文 ====
<code perl>
$num = from()
</code>

==== 引数 ====
必要ありません。\\

==== 返り値 ====
<code perl>
$num : ノード番号
</code>

==== 備考 ====
次のイベントが発生したときに対象のノード番号がセットされます。\\

^  イベント     ^  対象                                                         ^
| onConnect     | 新たに接続したノード                                          |
| onDisconnect  | 何らかの理由で接続が途絶えた、もしくは切断要求があったノード  |
| onRecv        | データを送信したノード                                        |
| serve         | サーバ処理を行うノード                                        |

呼び出されたハンドラから本関数を呼び出すことで、ノードに対して操作を行うことができます。\\

例えば、接続したノードに対してメッセージを送信する場合、onConnectハンドラから\\

<code perl>
sub onconnect {
  my $self = shift;
  my $from = $self->from();                     # 接続したノード番号を取得
  $self->send( $from, "Hello!\r\n" );           # 接続したノードにメッセージを送信
}
</code>

また、切断するノードに対してメッセージを送信する場合、onDisconnectハンドラから\\

<code perl>
sub ondisconnect {
  my $self = shift;
  my $from = $self->from();                     # 切断するノード番号を取得
  $self->send( $from, "Bye!\r\n" );             # 切断するノードにメッセージを送信
}
</code>

のように定義します。\\

<note type="tip">
'from_' で始まる関数は操作を行う際、操作対象のノード番号が自動的にセットされます。\\

例えば、上記、切断するノードに対してメッセージを送信する場合は\\

<code perl>
sub ondisconnect {
  my $self = shift;
  $self->from_send( "Bye!\r\n" );             # 切断するノードにメッセージを送信
}
</code>

のように、一行で定義することができます。\\

イベントを発生したノードに対して操作や処理を行う場合は from 付き関数を使用する方がスマートですが、イベントを発生したノードから他のノードへ操作を行うような場合は、from なしの関数で操作するノード番号を指定して行います。
</note>
</blockquote>

~~DISCUSSION~~